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カナダ留学で得た事と、最近思った事について書きます。

『僕は愛を証明しようと思う。』を読んでみた

 どうもこんにちは。

 

Apple Storeで髪型シミュレーションアプリをダウンロードして色んな髪型を試したら全部似合ってなかった私です。結局ワックスが九割!

 

そんなこんなで地元の図書館で借りたこの本の返却期限が迫っていたので390ページを2日で読みきりました。

私は基本読書をしない人(集中力がない、習慣がない、飽きっぽい、億劫)なので1日約200ページペースはたいしたものです。本読んだだけで自分を褒めてあげたいです。

 

で、まぁ今回はネタバレも含めて、この本は何なのかをさらっと書きたいと思います。

ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎文庫)

ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎文庫)

 

 

まずこの本は、モテない男がどうやったらモテるようになるかを、恋愛工学を駆使して非モテの男がモテ・モテ男になるという話です。

 

普通のフィクション小説と少し違うところは、この中に出てくる恋愛工学というものが、実はリアルな世界で考えられ通用するスキルらしいという事です。

ストーリーは作り話だけど中で語られている恋愛工学は本物だから試したければ使って見れという感じですね。

 

ただまぁ、中に出てくる非モテのワタナベ君はですね、初めから結構スペック高いんですよね。。。

弁理士で26歳で北品川に独り暮らし→六本木に引っ越すって、初めからだいぶエリートなのですよ。そんな奴が美女相手に無双していっても、うん、まぁ...という感じにしかなりません。まぁ大事なのは工学なのでステータスどうこうでは無いんですが、読者はきっとこの域に満たない人が多数派だと思うので、

「ワタナベみたいな非モテの君もモテ男になれるぜー!」がメッセージとしてあるのだとしたら、ちょっと、前提がね...まぁ何でもないです。

とりあえず仕事していて独り暮らしをしているというのは大事なので、そこは最低限クリアしてから臨むと良いと思います。

 

あとこれ、漫画にもなっていて、AbemaTVでドラマにもなってます。

WEB漫画広告とかで出てきたことあるんじゃ無いかな。

 

 んで、肝心の恋愛工学なんですけど、これはナンパテクニックの昇華だけあって、既に知っている事もいくつかあったりするんですよね。

また、男なら「あーこれ無意識にやるわ」という手もあります。

女性と上手くいった時の事を振り返ると、この恋愛工学のセオリーの手順を踏んでるな、という事がわかるのです。

また、やりがちなミスも出てきます。

 

どういうものを恋愛と呼んで、どういう恋愛をしたいのかにもよりますが、

今まで非モテで、これから自分を変えて彼女みたいなものが欲しいと思う人には入門書としていいんじゃないでしょうか。

私はナンパとかはしませんが、過去上手くいったケースと重ねると記されている事は正しいと思います。

彼氏のいる女性が、彼氏を捨ててこちら側に来る、という事は実は有ります。

過去二回私も経験がありますが、うまくいく時はいくし、いかない時はいかない。

本当にその辺は運です。

ですが本書にもある通り、数をこなせ!というのは正解です。

 

婚活パーティでも、合コンでも、ナンパでも、出会ってアプローチをしない限りは永遠に彼女のようなものはできないでしょう。

で、アプローチの仕方も天性のモテ男でもない限り、自分が思うままに話すのは危険です。やはり女性との会話にはそれなりにメソッドが必要です。。

 

もっと言うと、そもそも服装はふさわしいか?髪型は整えられているか?

女性に慣れている風を装えているか?ゴールを定めて話しかけているか?

などなど、チェックポイントはいくつもあるのです。

なぜそれをする必要があるかと言うと、既に声かけ上手の男たちはそれらを行い、アプローチする側の基準を引き上げているからです。。。

これは婚活パーティに行って思った事です。

乗り遅れている人は女性側から見定められた末にカットされてしまうんですね。

 

自分は熱い思いを持っているからきっと伝わって大丈夫だ!みたいなひとりよがりなスタンスでは実際の所通用しないものなのです。そしてそれは失敗経験を積み重ねていかないとなかなか分からないものです。

なので、アプローチをする、という経験を怖がって積まないままだと、恋愛レベルがいつまで経っても上がらず、その間に時間だけが過ぎ去っていってしまいます。

 

なので正しいやり方を学んで数をこなすというのが最も近道なのでそれを書いてあるこの本は同意だなぁと思いました。

あと、女性を尊重し過ぎることやとにかく褒めまくるみたいな非モテがやりがちな失敗例も載ってるので復習にもよいかと思います。

 

自分なりのアプローチの仕方というのは、自分の失敗からしか見つけ出せないので、

早いうちに色々と女性で失敗をしておくと、二十代や三十代になってから余裕を持って女性に向かっていけるのではないでしょうか。

 

逆に、自分がタイプではない女性からアプローチを受ける、という経験も積まれていきます。

ああ、こういうタイプの人は自分に向かって来るなという事が分かります。

そういった場合にどうかわすかという事も身に付けておかないと、何でも善意で相手すると時間の無駄になりますからね。

 

そんなわけで箇条書きでまとめると、非モテを脱出したいのであれば、

・この本読む。

・仕事して一人暮らしをする。

・見た目を美容師さんや上下2~3万前後のショップ店員さんに聞いて整える。

・ネットでも女性との会話やデートについてサーチする。

・街コンやカップリングパーティに参加する。友達同伴でも可。

・合コンとかにも参加する。

・ネットでもマッチングアプリとか使ってネットナンパ。

とりあえずこんな感じですかね。ストリートナンパは思った以上にハードル高いですよ。。

ただまぁ、本にあるように本当に用事があって道を聞くとかだったらできますよね。

 

自分なりの会話のテンポやスピードや引き出しが考えなくとも出て来るようになるとゲームのように作業的になっていきます。

 

しかし最も大切なことは、根拠もなく、なんでか分からないけれども溢れ出る「自信」だと思いますよ...と。